前回のコラムで月額給与に着目したプランの
「関連する社会保険の仕組み」について説明をしました。
簡単にポイントを振り返ると、
月額給与に対する保険料は階段状で決まっていて、
同じ階段の中で月額給与を支給されている場合は、
給与の額に違いがあっても同じ保険料を支払う事になっています。
また、同じ階段の中であれば、
階段の右側にいく程実質の保険料率負担が
下がっていく事になるというものです。
以上が前回までの内容です。
では、今回は4つの要素のうちの一つである
「社会保険料の最適化を実現する最適化手法」について
説明をしていきましょう。
月額給与の最適化は、最適化を目的として、
「社会保険料の実質的な保険料率が最小になる」ことを意図し、
年収を変えずに月額給与を階段の右側に設定されるように
調整を行なう事で実現します。
月額給与の調整を行う方法は、
年収を変えずに月額給与と賞与のバランスを取り、
月額給与を階段に対して最適に設定する事で実現をします。
月額給与は実質の保険料率が最小になるよう調整を行っても、
社会保険の仕組みで説明した通り保険料の金額に変化はありません。
一方、賞与に関する保険料はどうなるでしょうか?
賞与に関する保険料は階段状の制度ではなく、
賞与額と保険料額がほぼ正比例に対応する制度となっています。
という事は賞与の額を調整すると
保険料の額にも変化が起きるという事になります。
最適化手法について振り返りますが、
年収を変えずに月額給与を階段に対して
最適になるように調整します。
その結果として賞与の金額が減る事となります。
月額給与に対する保険料は変化がありませんが、
賞与を減額すると結果として賞与に関する
保険料が減額されるため年間の社会保険料の負担が
減額される事になります。
これが最適化の手法となります。
一見すると簡単に導入できそうな手法ですが
実現するには残業代など数々のリスクがあり、
そのリスクをクリアする事が欠かせません。
また、月額給与が階段に対して
最適になるように計算する事も必要となります。
どうやって月額給与と賞与を
具体的に調整するのかいう方法について
興味をお持ちの方は、SIO無料診断の
問い合わせをしていただければと思います。
<まとめ>
1)最適化は月額給与を階段に対して最適になるよう設定する事で実現する
2)年収を変えずに月額給与を調整する事で、結果として賞与支給額が減り、
賞与の社会保険料が減る事で年間の社会保険料負担額の節減につながる